最近、夕方になると、なんか見えにくくなってきた気がする。。。
目が悪くなったのかな?
などと思っていたのですが、なんだか少し違う。
ひょっとして老眼?
老眼とはどんな感じなのだろう?
自分の症状は、やはり老眼なのだろうか?
もくじ
◆老眼とはどんな感じなのか?
老眼は、どんな感じの症状なのかというと、
・近くのものが見えない
・ピントが合わせづらい
といった症状が出て、今までは見えていたものが見えにくくなります。
若い時には、老眼はどんな感じであるのか全く想像する事ができませんでした。
「近くのものが見えない」「ピントが合わせづらい」ことについて、
もう少し具体的に私が感じた事を書きます。
◆近くのものが見えないとは?
老眼の典型的な自覚症状としては「近くのものが見えない」
私はもともと目が悪いのですが、
最近また悪くなったのかな?と思っていました。
しかし、自分でも気づきませんでしたが書類を見た時です。
手で微妙に距離を調整していたらしく、
人に「老眼ですか?」と言われてはじめて気づきました。
あとは、本やスマホを読んでいる時。
最近なんだか字が読みにくいと思うようになってきたことです。
この時にメガネを外すとすごくよく見えるんです。
以前はメガネを外さなくても読めたはずなのに、読めなくなってきた。
このように顔から近い位置にある小さくて細かい文字を目にした際に、
以前よりも読み難く感じられたりするのが老眼です。
◆ピントが合わせづらいとは?
次にピントが合わせづらいという事が起こります。
これはどういった感じなのかというと、
遠くの物から近くの物を見た時、焦点が合うまでに時間がかかります。
また、夕方になったりして太陽光が弱まると見えにくくなります。
暗くなってくるとピントが合わせづらいのです。
以前は暗くても普通に見えていたはずなのに見えにくくなります。
自分が若かった頃は文字に顔を近づけても、近づけなくても、
細部まではっきり認識できていました。
目が悪くてもメガネを掛けた状態で、
焦点も瞬時に合わせられるので、はっきり見えました。
自分でも気づかないうちに老眼の症状は進んでいました。
実際。。。老眼はいつから、どうして始まるのか?
◆老眼はいつから、どうして始まるのか?
老眼が感じられるようになる時期には個人差があります。
一般的に多いのは40代から少しずつ老眼特有の症状が見られるようになります。
そのように年齢を重ねていく度に老眼が生じてしまうのは、
目の内部に存在している「水晶体」と呼ばれる組織が関係しています。
水晶体はカメラにおけるレンズと同じ役割です。
例えば、近くにある物を見る際には水晶体が厚くなります。
・どうして厚みが変わるのか?
水晶体に繋がっている筋肉が動くことで厚みを調節しています。
近くに焦点をあわせる場合は筋肉が収縮します。
逆に遠く見るときは筋肉はリラックスして水晶体は薄くなります。
だから近くを見る時に目は疲れるのです。
しかし、年齢を重ねると筋力も衰えます。
また少しずつ水晶体が柔軟性を失っていき硬化してしまいます。
そうなると調整がうまく行かずにピントが合いません。
水晶体の厚みに変化が起こらずに近くの物が見え難くなってしまいます。
ですが遠くを見る場合はリラックス状態ですから見えます。
でも。。なんとか老眼の進行を防ぐことができないだろうか?
◆老眼は防げないのか?
老眼は防ぐ事はできません。
ただピントをあわせる筋肉を鍛えることで、
ある程度老眼の進行を遅らせるせることは可能です。
しかし、たとえ筋肉が正常に動いていたとしても、
また少しずつ水晶体の柔軟性はどうしても失われてしまいます。
ですから老眼は年齢ともに確実に進行し、防ぐことはできないのです。