人間は年をとれば体のあちこちに不具合が出てくるようになります。
目もその例にもれません。
それが老眼。
老眼は近くのものにピントをあわせる機能が低下する症状です。
対策として遠近両用レンズを使用しますが、
しかし遠近両用メガネはスポーツでも使用できるのか？
それともスポーツには向かないでしょうか？
もくじ
◆遠近両用メガネはスポーツには向かないでしょうか？
遠近両用メガネはスポーツでも使用できるとは思います。
しかし、個人的にはスポーツには向かないと思います。
なぜスポーツには向かないのか？
・遠近両用レンズの特性
・見えない距離
といった理由から、普通のメガネの方が良いし十分だと思うからです。
◆遠近両用レンズの特性について
遠近両用レンズの特性として、
見える距離が一枚のレンズで遠く、中距離、近くという具合になります。
それはつまり視界が制限されることになります。
更にはレンズの両側は歪みの部分であることからも視界の制限を受けます。
視界が制限されるという状況とは、
対象物が全く見えないというものではなく、ぼやけたり歪んで見えたりします。
日常の生活においてもはっきりと見えない事にはストレスを感じます。
それがスポーツとなるとなおさらです。
スポーツなどで視線や顔を大きく促す必要があります。
ぱぱっと視界を動かしたときに度数が変わるため、
視界がぼやけたり歪みにより船酔いのような状況になってしまいます。
◆見えない距離とはどういうことか？
見えない距離とは、老眼になると手元が見えません。
手元が見えないといっても、手元の字が見えないというものです。
つまり、手元の本は、はっきりわかるのですが、
本に書かれている文字にピントが合わないということになります。
このような状況がスポーツにおいてはあまり関係ないかなと思うんです。
手元の字が見えなくても、動きには支障ありません。
例えば。。。
ボールが飛んできてもボールは見えます。
しかし、ボールの印字は見えまえん。
ですが、印字は見る必要性はありません。
そうなると普通のメガネで十分に対応できます。
むしろ普通のメガネの方が視界が今までと同じく制限されません。
このように
・遠近両用レンズの特性
・見えない距離
といった理由から遠近両用メガネはスポーツでも使用できるとは思いますが、
個人的にはスポーツには向かないと思うのです。
