遠近両用メガネを見ていると、様々な金額のものがあることがわかります。
10,000円以内で購入できるものもあれば、30,000円以上するものもあります。
ですが、そもそもなぜこのような金額差が出るのでしょうか?
もくじ
◆遠近両用メガネの価格に違いが出るのはどうして?
遠近両用眼鏡の価格に違いには、
・フレームブランド
・レンズ
この2点が理由にあります。
◆フレームブランドによる価格の差
JINSなどで扱うフレームは自社ブランドです。
これはイオンなどもそうですが、自社ブランドですから安いです。
レイバンとかになるとブランドとしての価値がありそれが値段に反映されます。
品質自体は特別良いわけではない場合もあります。
またブランドが付いているだけで価格が上がってしまうこともあります。
しかし、ブランドにはデザインが優れているのもたくさんあります。
どちらを使いたいかは、最終的には好みの問題になります。
◆レンズの違い
メガネの価格はレンズの性能によって変わります。
遠近両用レンズをグレード順に並べると、
・プレミアム
・ハイグレード
・アップグレード
・スタンダード
・ベーシック
・エコノミー
となります。
安く作れる遠近両用メガネには、
エコノミー、ベーシック、スタンダードといったレンズを使用します。
それ以上は値段の高い、つまり性能が良いとされる遠近両用レンズとなります。
安くても作れるのに高いグレードのレンズが販売されているののはどうしてなのか?
◆高いグレードのレンズが販売されているのには理由がある
遠近両用メガネの目的は遠くを見る事ができ近くも見ることができることです。
ですので、この両方が満たされていれば問題ないわけです。
価格の安いものであっても、きちんと条件を満たすならば問題は無いはずです。
しかし、より高いグレードのレンズが販売されているのには理由があります。
遠近両用メガネのレンズは一般的には累進レンズが使用されています。
この累進レンズはレンズの境目がありませんから、
老眼対策ようだとはバレにくいのが特徴です。
しかし、一方でどうしても歪みを生じてしまうのです。
歪みには加入度数が関係してきます。
加入度数とは近くを見るための度数なのですが、
この加入度数の数字が大きくなればなるほど、揺れや歪みが生じやすくなります。
つまり老眼の症状が進行するにつれてより数字が大きくなります。
そうなると遠近両用メガネ揺れや歪みが酷くなり使いにくくなります。
それを軽減してくれるのがレンズのグレードになります。
ですから値段も変わって来るのです。