遠近両用メガネといえば、遠くも近くも見える万能なメガネ。
それならば、どんなシーンであっても遠近両用メガネを使うことができるのでは?
例えば。。。車の運転。
遠近両用メガネでの車の運転は問題ないのだろうか?
もくじ
◆遠近両用メガネでの車の運転は問題ないのだろうか?
遠近両用メガネでの車の運転は問題ないのかという質問に対して、
答えは「運転をすることは出来ます」といえます。
ただし個人差があると思います。
例えば私の場合ですと遠近両用メガネは車の運転の時は使わないという立場です。
なぜ遠近両用メガネを車の運転で使わないのか?
◆なぜ遠近両用メガネを車の運転で使わないのか?
私が遠近両用メガネを車の運転で使わない理由としては、
・視野が狭い
という理由からです。
・視野が狭いとは、どういう状態のなのか?
車の運転においては免許を取得するに当たり車の死角について勉強します。
車は普通に運転していても見えない部分である死角があります。
通常の状態で死角があるのに加えて、
遠近両用メガネを掛けることで視野が狭くなり死角が増えると感じるからです。
図のよう普通のメガネのレンズにおいては近くは見えません。
しかし、車の運転は基本遠くを見ています。
ですから中距離から遠くがきちんと広範囲で見ることができると安心です。
一方、遠近両用メガネのレンズとなると、
中距離から遠くが見える部分が普通のメガネと比べると真ん中と上だけです。
それ以外の場所に目線が行くとぼやけます。
例えば、横を向く時、バックする時、バックミラーを目線だけで追う時などは、
注意が必要になってきます。
でも普通のメガネでも近くは見えないからどうなの?
◆でも普通のメガネでも近くは見えないからどうなの?
確かに老眼ですから普通のメガネでは近くは見えません。
運転中にメガネを掛けかえることは遠近両用メガネを掛けるよりも危険です。
ですが、運転中に近くを見る事ってあんまりないんですよね。
老眼で見えない近くといっても「手元」になります。
例えば運転中にスマホを見たりすると見えません。
しかし、もともと運転中にスマホを見るのは危険な事ですから必要ありません。
また、メーターやパネルの距離は適度に離れていて老眼でも見えます。
基本、運転は遠くを見いていることが多いですから、
広範囲で裸眼で見える状態に近いほうが安全だと感じました。
◆やっぱり遠近両用メガネで車の運転はできないの?
やっぱり遠近両用メガネで車の運転はできないとなりそうですが、
最初に言ったように「運転はできます」
遠近両用メガネに慣れてくると体が勝手に見やすい状態を覚えてくれます。
ですからある程度は普通のメガネに近い状態になると思います。
ただ私の場合は条件付きで、
天気の良い昼間でないと遠近両用メガネで車の運転はしません。